今だからこそプレイしたい!『鬼武者2 リマスター版』大人ゲーマーに刺さる戦国アクションゲーム【レビュー!】

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鬼武者2のアイキャッチ画像

どうも、たっぴぃです!

「子どもと一緒にゲームで遊ぶのは楽しい

でも、たまには大人が本気でハマれるゲームを、じっくりプレイしたい!

そんな気分になること、ありませんか?

今回は、Nintendo Switchダウンロード専用ソフト鬼武者2』をじっくりプレイしました。

鬼武者2の冒頭文で使う説明画像(柳生十兵衛の写真)
一族の敵討ちであるストーリーが熱い!

本作は、2002年にプレイステーション2向けソフトをリマスター化したもの。

昔のゲームを今さらプレイして面白いの?」という方にも、今だからこそ感じる『鬼武者2』の魅力をレビューしていきます。

もくじ(※クリックできます)

鬼武者2って、どんなゲーム?

まず、鬼武者2ついて説明します。

基本情報は次の通り。

対応ハード・Nintendo Switch
Play Station4
XBOX ONE
STEAM
発売日2025年5月23日
ジャンル戦国サバイバルアクション
プレイ人数1人
対象年齢15才以上対象
発売元株式会社カプコン

本作は、200万本以上を売り上げた人気アクション「鬼武者」シリーズの第2弾。

物語の始まりは、一族の里が幻魔(げんま)に襲われ、その復讐劇の旅へ出る。

るーたん

幻魔(げんま)って、どういう意味?

たっぴぃ

鬼武者シリーズの敵として「幻魔界」に君臨する魔物の総称のことだよ。

キャッチコピーは、「令和に甦る愛と哀しみのバッサリ感」。

主人公とキャラクター達の絆を深めて、敵をめちゃくちゃバッサリ斬ります。

プレイ上の注意点

プレイ上の注意点について説明です。

ソフトを起動すると、下のようなテロップが表示されます。

プレイ前の注意喚起の画像

暴力シーンやグロテスクな表現がどんなものか気になりますね。

たとえば、これはバトルシーンの画像。

敵を攻撃した時の血しぶきの画像
左側が主人公、右側が敵

血しぶきの表現がリアル。

血の色や出血の量は調整できません。

げむたん

え!?血がドバっと出る感じ?

たっぴぃ

グロテスクな表現が苦手なら、無理にプレイしないほうがいいかも。

登場キャラクター

ここから、本作に登場するキャラクターを紹介します。

※以下の記事からネタバレあり。

柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ)

本作の主人公。

柳生一族の若頭領。

年齢不詳。

一族の里が襲われてしまい、敵討ちのため打倒信長の旅に出る。

柳生十兵衛の写真

ちなみに、主人公の顔は松田優作をモデルに起用。

本当にそっくりだ(笑)

安国寺恵瓊(あんこくじえけい)

宝蔵院流の槍術の名手。

年齢36歳。

一国一城の主になる野望をもつ。

安国寺恵瓊の写真

女と酒と金に目がない。

風魔小太郎(ふうまこたろう)

北条家お抱えの忍者軍団の若頭領。

年齢17歳。

素早い動きで敵を翻弄する。

フウマ コタロウの写真

お調子者であどけない性格。

雑賀孫市(さいがまごいち)

紀州雑賀鉄砲軍団の頭領。

年齢33歳。

冷静な性格で剣の腕前も一流。

サイガ マゴイチの写真

鉄砲で戦うスタイルは気分爽快!

小谷のお邑(おだにのおゆう)

西洋風の衣装と刀剣を武器に戦う女剣士。

年齢20歳。信長の妹。

十兵衛と行動するうちに特別な感情を抱く。

オダニノオユウの写真

容姿端麗な外見から絆を深めたいファンも多そう。

幻魔のボスキャラクター

ここから、幻魔のボスキャラクターを紹介します。

ギンガムファッツ

最初のボス戦で登場する幻魔。

上半身は筋骨隆々で、下半身は足が4本と異形な姿。

1戦目で勝ったあとは、違うエリアで2回登場する。

ギンガムファッツの写真

バトル後の捨てゼリフで「俺は地獄から蘇ってやる!」と言い放つ。

十兵衛を倒そうと、なかなかしつこいボスキャラクター。

ジュジュドーマ

信長に心酔する幻魔。

十兵衛の母親を殺した張本人。

のちに、十兵衛が母の仇として倒す。

ジュジュドーマの画像

醜い顔つきだが、鏡を見ながら「見れば見るほど、いい女」と自負している。

ゴーガンダンテス

体術と剣術に秀でた高等幻魔の剣士。

ストーリーの進行に合わせて3回戦うが、2回目までは勝てない設定。

3回目では破魔の笛を使うと弱体化できるので、ダメージを与えられる。

ゴーガンダンテスの写真

バトル前に決めポーズをとる変わり者(笑)

下の画像が破魔の笛。

破魔の笛の画像

織田信長(おだのぶなが)

本作のメインボスであり、幻魔と手を組み天下統一を狙う「戦国の魔王」。

桶狭間の戦いで命を落とすも、幻魔の血によって甦る。

織田信長の画像

オープニングムービーでは幻魔を操って、柳生一族の村を滅ぼすシーンが描かれている。

凶悪なモンスター達

ダンジョンでは巨悪なモンスター達が、十兵衛達の行く手を阻む。

下の画像は、モンスター達が集団で襲ってくるシーン。

行く手を阻むモンスター達の画像

モンスターの攻撃パターンが違うので、複数で襲ってくると苦戦しやすい。

プレイを始めた頃は、敵の攻撃パターンが分からず、ボコボコにやられたことも。

バトルでは、強敵なモンスターが単体で襲ってくるケースもある。

行く手を阻むモンスター
るーたん

すごく強そうだよ。
倒せるかな?

たっぴぃ

敵の動きをよく観るのがポイントだね!

鬼武者2の良かった点

ここから、鬼武者2の良かった点を説明します。

キャラクターごとの人間ドラマが熱い!

鬼武者2の良かった点1つめは、キャラクターのシナリオが充実していることです。

十兵衛と共に戦うキャラクターは4人(詳しくは登場キャラクターを参照)。

彼らには、それぞれ「絆値」と呼ばれるパラメーターがあって、これが変動するとシナリオが分岐。

絆値が一番高いキャラクターは、ストーリー後半のメインキャラクターとして十兵衛と深く関わることに。

たとえば、これは十兵衛とオユウが抱き合うシーン。

十兵衛とオユウが抱き合うシーン

このシーンはオユウとの絆が深まったときに観れます。

げむたん

う~ん、誰をメインキャラクターするか悩むな……。

たっぴぃ

十兵衛との淡く切ない恋心のストーリーを楽しみたいなら、オユウがおすすめだよ!

キャラクター同士のすれ違いに引き込まれる

さらに魅力的なのは、キャラクター同士のすれ違いによる争いや対立。

味方同士で争うシーンがあって、思わずハラハラしました。

コタロウとオユウが争うシーン
コタロウ(左側)がオユウ(右側)に敵対心を剝き出し

なぜ、仲間同士で争っているの?」と気になる展開が続くので、プレイヤーをストーリーに引き込みます。

いや、ホント続きが気になる……。

プレゼントで絆値のパラメーターが変わる

絆値は、キャラクターにアイテムをプレゼントすると好感度が変わります。

下のように、キャラクターとの会話で相手が喜びそうなアイテムが推測できる。

オユウが欲しがる品物のシーン

キャラクターにはそれぞれ好き嫌いがあるので、アイテムを渡すときは注意が必要。

たとえば、これはコタロウに好きなアイテムをプレゼントしたときの反応。

コタロウに好きな品物を渡したときの反応

すごく驚いた表情を見せていますよね?

そして、これが嫌いなアイテムをプレゼントしたときの反応。

コタロウに嫌いな品物を渡したときの反応

めっちゃ、怒った表情になってる!

こんな感じで、渡すアイテムによってキャラクターの態度が変わります。

仲良くなりたいキャラクターには、相手が喜ぶアイテムを渡すのがポイント!

爽快なバッサリ感が気持ちいい!

鬼武者2の良かった点2つめは、敵を斬るバッサリ感が気持ちいいことです。

るーたん

バッサリ感」ってどんな感じ?

たっぴぃ

敵をバッサリ斬るパターンは、色々あるから紹介するね。

バトル最大の特徴「一閃」の種類

なんと言っても、バトルの最大の特徴は「一閃」の必殺技。

一閃の種類は下の4つ。

下のように、通常一閃は、敵の攻撃を受ける直前に攻撃する。

カウンター攻撃みたいに見える

一閃は、雑魚敵なら一撃で倒せる必殺技(※ボスは除く)

連鎖一閃は、敵が複数いるときに一閃を続けて繰り出す必殺技。

一閃が成功した後に、もう一度攻撃ボタンを押すと技が出る。

弾き一閃は、敵の攻撃をガードしたあと、すぐに攻撃ボタンを押す。

上記のように、敵の攻撃をガードするとエフェクトが出る。

エフェクトが出たあと、すぐに攻撃ボタンを押すと技が発動しやすい。

溜め一閃は、R2ボタンを長押し

下のように、武器の溜め攻撃を3段階まで溜めて、紫色のオーラが出た状態で攻撃する。

ちなみに、下の動画は、武器の溜め攻撃をレベル3まで溜めたあとに連鎖一閃。

これらの一閃を出すには、鬼戦術が使える武器を装備すること。

鬼戦術の演出がカッコイイ!

何より鬼戦術で敵をバッサリ斬るシーンがカッコイイ!

これは、十兵衛が鬼戦術を使ったシーン。

めちゃくちゃ、バッサリ斬りまくってスカッとしませんか?

ちなみに、鬼戦術を使うと鬼力(きりょく)が減る。

これは、体力と鬼力のゲージを表した画像。

鬼力のゲージ画像

左上にあるゲージの内容は以下の通り。

  • 黄色は、体力ゲージ
  • 青紫色は、鬼力ゲージ

鬼戦術は鬼の武器を装備しないと出ないので注意!

鍔迫り合いの緊張感がおもしろい

実は敵との攻撃が同じタイミングだと、刀を押し合う鍔迫り合い(つばぜりあい)が発生。

勝負のポイントは 、攻撃ボタン連打の速さ で決まる。

力負けしないよう、「うぉー!」と気合いで攻撃ボタンを押しまくり(笑)

この動画は、鍔迫り合いに勝ったときのシーン。

ボタン連打に成功したときは、敵を投げ飛ばす!

これは、負けたときのシーン。

ボタン連打が遅かったときは、敵からダメージを受ける。

ちなみに、引き分けのシーンはこちら。

お互いの剣がはじき飛ぶのみ。

敵からダメージを受けないが、十兵衛も敵を投げ飛ばさない。

最初から「易しい」モードが選べる!

鬼武者2の良かった点3つめは、初めから「易しい」モードが選べることです。

難易度のモードは次の通り。

  • 易しい
  • 普通
  • 難しい
  • 一閃
  • 修羅(リマスター版の新要素)

これは、「易しい」モード初期解放の画像。

特典の詳細設計の画像

真ん中の難易度モードから設定できる。

アクションが苦手な人も安心してプレイできるから嬉しい。

たっぴぃ

ストーリーを楽しみたい人に向いてるね!

ちなみに、「ふつう」モードで3回ゲームオーバーになると、「どのモードで再開しますか?」の選択画面が出る。

モードを変更する画像

「普通」か「易しい」のどちらかを選べる。

さらに、リマスター版では新要素「修羅」モードを追加。

敵から一撃でも攻撃を受けてしまうと即ゲームオーバーになる高難易度モード。

ゲームオーバーの画像
げむたん

クリアできる自信がまったくないな。

たっぴぃ

まずは「普通」モードとかで、敵の攻撃パターンに慣れたほうがいいかも。

鬼武者2の気になった点

次に、鬼武者2の気になった点を説明します。

難易度設定の場所が見つけにくい

鬼武者2の気になった点1つめは、難易度設定の場所が見つけにくいことです。

初めてゲームを遊ぶときは、難易度を選ぶオプション画面とかありますよね?

ところが、プレイ中の画面にはなく、あちこち探しまくり……。

そこで、こちらに手順を書きました。

これは、最初のトップ画面。

鬼武者2トップページの画像

特典を選ぶと下のような画面になる。

特典の詳細設計の画像

難易度モードから好きな難易度を選ぶ。

ステージは自由に選べない

鬼武者2の気になった点2つめは、ステージを自由に選べないことです。

ストーリーの進行に合わせてダンジョンが自動的に変わります。

自分が行きたいタイミングに合わせて、ダンジョンや町の移動はできません。

たっぴぃ

アイテムの取りこぼしに注意しないといけないね。

イベントシーンの乗り物は操作できない

鬼武者2の気になった点3つめは、イベントシーンの乗り物は操作できないことです。

本編のイベントムービーでは奇妙な乗り物が登場。

たとえば、下の画像にある謎の球体。

謎の球体の画像
ドラゴンボールで似たような乗り物があったな(笑)

宙に浮いて光ったと思えば、

謎の球体が宙に浮いて十兵衛がそれを見上げている画像

なんと鉄の馬に変身!

「鉄の馬」の画像

座り心地が気になる(笑)

あれ?

これは何の乗り物?

カジキマグロのような乗り物

必要なアイテムをセットすると、背ヒレ?が広がってカジキマグロみたいな姿に変わる。

カジキマグロのような乗り物。翼と尻尾が出た画像

なかなかオートマチックやな(笑)

これは、棒状の翼で空を飛ぶ不思議な飛行装置。

飛行装置の画像

近代的な飛行機とは程遠い、原始的なデザインでカッコイイ!

十兵衛はこれらの乗り物に乗るが、登場するのはムービーシーンのみ。

たっぴぃ

せっかくなら、乗り物を使って色んなステージを移動したかったな~。

鬼武者2の総評

鬼武者の総評についてです。

総合評価
ストーリー
ボリューム
グラフィックデザイン
システム
難易度
効果音の演出
取り組みやすさ

ここで、どんな人に向いているのか「おすすめしたい人」と「おすすめしにくい人」にまとめました。

鬼武者2をおすすめしたい人

まずは、鬼武者2をおすすめしたい人です。

  • アクションゲームが大好き
  • バッサリ斬ったときの爽快感を味わいたい
  • リマスター版の高画質でプレイしたい

鬼武者2をおすすめしにくい人

次に、鬼武者2をおすすめしにくい人です。

  • アクション操作は不得意
  • グロテスクな表現が苦手
  • 周回プレイが面倒くさい

発売から時間が経っていても、遊ぶ価値は十分にあります。

大人になった今だからこそ、より深く楽しめる一本でした。

大人が本気でハマれるゲームをじっくりプレイしたいなら、『鬼武者2』をオススメします!

一度購入を検討してみてはいかがでしょうか?

画像の出典について

記事内で使用しているゲーム画像等は、以下の著作物に基づき、引用の範囲内で掲載しています。

出典:『鬼武者2』より

©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

「大人」だからこそ好きなゲームで遊びつくす!

この記事を書いた人

「ほのぼのたっぴぃゲームch」ブログの管理人。Nintendoの作品が大好きな大人子持ちゲーマー。ソロゲームが中心。好きなジャンルはアクション系。しかし、すぐにゲームオーバーになる不器用さを持つ。「迷わずゲームソフトを購入できる人を増やしたい!」をコンセプトに本格的なゲームブログ運営を活動中。ゲームのプレイ時間が少なくても手軽に楽しく遊べて夢中になれるゲームソフトや周辺機器購入に役立つ情報などを発信。

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